「イオン札幌桑園ショッピングセンター」の横に「エア・ウォーターの森」(札幌市中央区北8条西13丁目28-21)が姿を見せてきた。「森」と言っても本当の森ではなく、耐火集成材を使った木造の建築物で、北海道の地域課題の解決に繋がる新事業の創出や研究開発、情報発信を産官学で行う拠点施設のこと。2024年10月の竣工が予定されている。(写真は、外観が見えてきたガラス張り木造建築の「エア・ウォーターの森」)
JR桑園駅にほぼ直結している「イオン札幌桑園SC」の東側にある約1600坪(5190㎡)の土地は、10年ほど更地のままだった。以前は、エア・ウォーターグループの拠点が建っていたが、建物や煉瓦倉庫が解体されてからは、長い間遊休地だった。エア・ウォーター北海道(本社・札幌市中央区)は、その土地を利用して昨年9月から「エア・ウオーターの森」の建設工事を始めている。
「エア・ウォーターの森」は、社名の空気と水を育む森をモチーフにしたのか、事業活動の大元となる地域の社会課題解決に向けた砦の役割を持たせるという。言うまでもなく、北海道は全国に先駆けて人口減少と高齢化が進み、経済縮小、公共サービスの維持
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