幾田りら 画/彩賀ゆう (C)まいじつ
先日、アニメ『【推しの子】』の主題歌になっている『YOASOBI』の『アイドル』が、アメリカビルボード・グローバル・チャート『Global Excl. U.S.』で、日本語曲初の首位を獲得したことが話題になり、大手ニュースサイトなどで大々的に報じられた。
これにアニメオタクは、「また日本アニメが世界に羽ばたいた」と大喜び。しかし、このチャートは「ビルボード首位」と誇るにはあまりに権威に欠けている。
「同チャートは『Global 200』とともに、2020年9月から集計開始された新しい指標。世界200以上の地域から抽出されたダウンロード、ストリーミングデータを集計しているのですが、これは本場であるアメリカを除いた地域のデータなのです。
いわば、寿司の本場である日本を除いた、海外のインチキ寿司だけの人気店ランキングのようなものです」(週刊誌記者)
実際は無価値な指標にもかかわらず、まるで世界の頂点になったかのように大騒ぎ。これは、〝Twitter世界トレンド1位〟に近いものがある。
2021年7月、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)内
コメント