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『ガンダム』アムロは“なろう系”の先祖? ありえないチート能力を振り返る

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『ガンダム』アムロは“なろう系”の先祖? ありえないチート能力を振り返る (C)PIXTA
ガンダムシリーズを好んでいたような古参オタクにとって、昨今の「なろう系」ブームは若者の軽薄な文化に見えるかもしれない。しかし実際に初代『機動戦士ガンダム』の時点で、オタク界隈には「なろう系」の萌芽が芽生えていたのではないだろうか。
ニュータイプに目覚める前から無敵
ガンダムシリーズには、予知能力や相手の感情を読み取る超能力を有する「ニュータイプ」と呼ばれる能力者が登場する。ニュータイプは自らの超能力を使用し、モビルスーツ戦で高い戦果を挙げる存在だ。「機動戦士ガンダム」の主人公であるアムロ・レイも、その例に漏れない。
しかしアムロの特筆すべき点は、ニュータイプとして覚醒する前からモビルスーツの操縦が卓越していたこと。初戦では、アムロはガンダムを初めて操縦したにもかかわらず、ビームサーベルを用いて敵機のコックピットを精密に打ち抜いている。
また物語序盤では、“一個師団相当の戦力”と表現される力をもつ敵軍のエース「黒い三連星」に勝利する殊勲を上げたことも。そもそも「機動戦士ガンダム」は1年間の物

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