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令和の時代に〝ヤンキーブーム〟を巻き起こした大人気作品『東京卍リベンジャーズ』。少し前までは飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、近年では読者から飽きられつつあるようだ。
同作は、フリーターの花垣武道(タケミチ)が、死ぬ運命にある中学時代の恋人・橘日向を救うためにタイムリープを繰り返す物語。
アニメ放送時は女性層も取り込み驚異的な人気を博していたが、コミックス26巻辺りから不穏な空気が流れ始めることに。
今年2月に発売された26巻では、3つのヤンキーチームが最終決戦を行う展開を繰り広げた。しかし特にストーリーは進んでおらず、内容の大半が戦闘シーン。また、無駄に大きく設けられているコマ割りは、露骨な引き延ばしを疑わざるを得ない。
ちなみにコミックス25巻では、作中の重要人物である龍宮寺堅ことドラケンが死亡している。物語が大きく動き出すのかと思えば、ここにきて引き延ばし…。ファンがヤキモキしてしまうのも仕方ないのかもしれない。
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