総合不動産業のアルファコート(本社・札幌市中央区)は、札幌市中央区南3条西3丁目の「千秋庵別館」を含む街区で再開発を計画している。(写真は、解体工事が始まった「千秋庵別館」)
アルファコートは、この街区で「アルファ南3条ビル」(地下1階、地上9階、1974年竣工)と「FA-S3ビル」(地下1階、地上5階、1963年竣工)の土地建物を所有している。今回、南3条通に面している「FA-S3ビル」の東側にある「千秋庵別館」の解体工事が始まった。解体工事業者は、札真重機工業(札幌市北区)で、工事期間は2025年11月4日から2026年3月3日まで。「千秋庵別館」の土地は川村同族合資会社(同市厚別区)が所有しており、千秋庵製菓が1967年にその土地に賃借権を設定している。賃借期間は60年で、今年は58年目となり、間もなく賃借期間満了が到来する。解体現場のフェンスには、「アルファコート再開発予定地」の看板が掲げられている。
南3条西3丁目の街区で、アルファコートは、その他にも「アルファ狸小路ビル」や「大万杉岡狸小路ビル」などの土地をすでに取得しており、一体を含めた再開発に進みそうだ。
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アルファコート、「千秋庵別館」含む南3西3街区で再開発計画
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