セブン-イレブン・ジャパン(本社・東京都千代田区)は、道内の「セブン-イレブン」で野菜や果物の取り扱いを増やす。これは、同社が、2025年3月から開始した「北海道プロジェクト」の一環。同プロジェクトは、北海道特有のニーズに応え、地域密着や社会課題の解決を店づくりに生かす取り組み。(写真は、日本海側最北の「セブン-イレブン」)
野菜や果物の店頭販売を増やすことにしたのは、車社会の北海道で、一度にまとめて買い物をする習慣が多いことに対応したもの。都市部ではそれほどでもないが、地方の「セブン-イレブン」では、近くにスーパーマーケットがないこともあって、スーパー代わりに利用するお客も多い。積雪時には、近くの店で買い物を済ませたいという心理も働くことから、日常の食卓に欠かせない野菜や果物の品揃え強化は課題だった。
野菜や果物を強化したことで、高齢者をはじめ、買い物に不便を感じているお客のワンストップショッピングのニーズに対応するとともに、地域の生産者や青果業者と連携、地産地消の地域密着にも力を入れる。「セブン-イレブン」に行けば、さまざまな商品が揃っているという品揃えを目指す。なお、202
北海道の「セブン-イレブン」が野菜・果物の品揃えを強化

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