札幌市厚別区の地域密着スーパーを展開するホクノー(本社・札幌市厚別区)は、「ホクノー厚別5条店(愛称・ちびホク厚別5条店)」を、2025年9月20日(土)に閉店する。店舗老朽化と売り上げの低迷が理由。大型スーパーとはひと味違う、文字通り普段使いの小型スーパーが姿を消す。(写真は、2025年9月20日で閉店する「ホクノー厚別5条店」)
「ホクノー厚別5条店」は、厚別青葉通と厚別東通の交差点の北東角に立地している。1989年にオープンした売り場面積約80坪の小型スーパー。土地は賃借で、建物はホクノーの自前物件。オープン当時、周辺には、JR新札幌駅や地下鉄新さっぽろ駅に直結したダイエー店舗しかスーパーはなかったが、その後は、マルイマート新さっぽろ店(現卸売スーパー新さっぽろ店)、西友厚別店(現イオン札幌厚別店)などが進出、近年は、不採算が続いていた。
同店は、20年ほど前から建物が西に傾き、店内に入っても床の傾きが分かるほどになっていた。ホクノーによると、マンションと一体型の店舗に建て替える方向も検討したというが、採算が合わないとして断念、閉店を決めた。同店店長は、「ホクノー新札幌店」(
「ホクノー厚別5条店」閉店へ、床が傾いた名物スーパー36年で幕

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