マチの新陳代謝は、建物の解体・新築が、大きな要素を占める。見慣れた建物が解体され、新しい建物が建設され、マチは生まれ変わっていく。札幌には今、中心部にも郊外にも、数多くの新陳代謝の姿がある。札幌の今を記録する『札幌の今、解体ノート』の2025年9回目は、西2丁目通沿いにある「第2カミヤマビル」「時計台観光ビル」「本田ビル」。(写真は、「第2カミヤマビル」「時計台観光ビル」の解体工事)
(写真は、「本田ビル」の解体工事)
札幌中心部を南北に走る西2丁目通。北5条・手稲通と交差してから南方面は、5車線の一方通行になる。その西2丁目通沿いの北2条西2丁目と北3条西2丁目で、同時期にビル3件の解体工事が進んでいる。北2条西2丁目で解体が進んでいるビルは、「第2カミヤマビル」と「時計台観光ビル」。「第2カミヤマビル」は、1980年竣工の地下1階、地上7階建て。敷地面積は約136坪(449・47㎡)。山上カミヤマビル(札幌市中央区)の所有だったが、2023年10月に日本エスコン(東京本社・東京都港区、大阪本社・大阪市中央区)が取得した。
隣接するペンシルビルの「時計台観光ビル」は、承継前の「
札幌の今、解体ノート2025年版⑨中央区北2条西2丁目「第2カミヤマビル」「時計台観光ビル」、北3条西2丁目「本田ビル」

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