「北方ジャーナル」2025年10月号が、きょうから店頭に並んだ。今月のトップは、独自スクープ「倶知安町・羊蹄山麓の違法開発を追う」。テレビなどのマスコミが大きく取り上げた倶知安町巽地区の違法開発事案は、都市計画法の違反などを理由に道が6月下旬、事業者に工事の停止を勧告し、仕切り直しを余儀なくされた。そんな中、記者は報道機関として初めて開発エリアに入り、つぶさに現地を確認する機会を得た。さらに渦中の中国籍社長を直撃し取材を進めると、この地区は過去における原野商法の草刈場だったことも判明した。名峰、羊蹄山の麓で起きている違法開発事件の真相とは。(画像は、北方ジャーナル10月号の表紙)
こちらも注目のスクープだ。北海道と東北北部の通関業務を担う函館税関(田中透税関長)で、不適切な当直勤務や文書偽造を告発する公益通報があったことがわかった。遅くとも3年前から寄せられていた通報により、内部では今春までに告発事案の事実関係が確認されたが、税関はいずれの事実も公表していない。疑われるのは、組織的な不祥事隠蔽。前身の箱館運上所から数えて160年あまりの歴史を持つその官庁で、何が起きていたのか。
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北方ジャーナル10月号発売! 今月のトップは、独自スクープ「倶知安町・羊蹄山麓の違法開発を追う」

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