札幌のコンサルティング会社、明善(本社・札幌市中央区)は、2025年6月から積丹郡積丹町の老舗旅館「お宿かさい」の経営を事業承継により引き継ぎ、6月のうに料解禁に合わせて、今夏の営業を開始する。(写真は、積丹町「お宿かさい」の玄関)
(写真は、夏季の看板夕食メニュー「うにづくし」)
「お宿かさい」は、積丹町のうにやあわびなどをふんだんに使った、料理を提供する食事のおいしい宿として長年常連に親しまれ、町内観光の拠点としての役割も担っていた。しかし、親族内での後継者が不在で廃業を検討してきたが、今回、明善のグループ企業、やどつぐ(積丹町)が事業を承継して運営することになった。きっかけとなったのは、北海道事業承継・引継ぎ支援センターの「後継者人材バンク」。明善は、2021年12月に、この人材バンクを通じて「お宿かさい」のオーナーと接触、継続的に交渉を重ね、このほど事業承継で合意に至り、今夏からの営業をスタートさせることにした。
宿泊事業は、従来と変わらずに行い、積丹町の観光最盛期である6月から秋頃までを中心に営業する。既に常連を中心に予約が入っている。目玉は、積丹の海の幸をふんだんに使っ
積丹町老舗旅館「お宿かさい」、明善が事業承継

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