「北方ジャーナル」2025年6月号が、きょうから店頭に並んだ。今月のトップは、独自に深層を掘り下げた「森町国保病院 巨額不正請求事案の怪」。道南の渡島半島にある名峰、駒ヶ岳の麓に広がる自治体、森町(岡嶋康輔町長・人口約1万3千人)。ここで明らかとなり一部マスコミにも報じられたのが、森町国民健康保険病院(60床・開設者森町長)の診療報酬不正請求事案だった。昨年暮れに国から指摘を受け、返還を求められることになった金額は実に3億円超え。事務方に加え経営企画統括監まで配置し、運営体制に万全を期していたはずの森町国保病院でいったい何が起きていたのか──。(画像は、北方ジャーナル6月号の表紙)
本誌が「告発・陸の蟹工船」として報告している障碍者虐待問題で、新たな疑惑が持ち上がった。問題が取り沙汰されている恵庭市の牧場で起きた事故で、怪我をした従業員に無断で労働災害が申請され、牧場主らが不正に休業補償などを受給していたという。札幌で続く裁判では牧場側が元従業員らを「労働者でない」と主張しているが、労災申請の書類では「労務者」扱いに。事実を掘り起こした訴訟代理人らは、憤りとともに訴える。「障碍者を不
北方ジャーナル6月号発売!今月のトップは、独自に深層を掘り下げた「森町国保病院 巨額不正請求事案の怪」

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