北海道新幹線の札幌延伸に伴う工事のため3年前に営業を終了したJR札幌駅の高架下の商業施設「パセオ」の跡地について、JR北海道は2028年の冬ごろに新たな商業施設の開業を予定していると発表しました。
JR札幌駅の高架下にあった商業施設「パセオ」は、北海道新幹線の札幌延伸に伴い新幹線の高架橋などの工事が行われる影響で、2022年9月に営業を終了しました。
「パセオ」の跡地について、JR北海道の綿貫泰之社長は16日の会見で、2028年の冬ごろに新たな商業施設の開業を予定していると発表しました。
新たな商業施設の売り場面積や店舗数はいずれも「パセオ」と同じ規模で、名称は現時点では未定だということです。
北海道新幹線の札幌延伸は従来の目標から大幅に遅れる見通しとなっていますが、厳しい経営が続くJR北海道は不動産収入を少しでも確保するため、札幌駅周辺で再開発を進めている施設については新幹線の延伸時期にかかわらずできるだけ早期の開業を目指すとしています。
Source: 札幌diary
旧「パセオ」の新たな商業施設が2028年冬ごろオープンへ JR北海道の社長が発表「鉄道を支える大きな柱」約200店舗が入り、食品の販売や飲食を強化

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