札幌市豊平区月寒2条8丁目に、広い更地が出現している。水源地通沿いの低い塀から望めるこの土地の面積は、約8500坪(約2万8000㎡)。周囲は、住宅や商業施設に囲まれており、土地利用の行方に関心が集まっている。(写真は、札幌開発建設部札幌道路事務所の所有地)
この更地は、隣接する北海道開発局札幌開発建設部札幌道路事務所が使用していた土地。風洞実験室や保管庫などの建屋が建っていたが、現在は、すべて解体撤去され、周囲を取り囲む低い塀から更地を望むことができる。北海道開発局は、「札幌道路事務所が建っている場所以外の約8500坪は2025年度中に、北海道財務局に引き継ぎをする」と話す。
北海道財務局は、国有財産として活用方法を検討するとみられる。道財務局は、公有地拡大推進法に基づいて、道や札幌市に意向を聞き、両自治体の取得意向がなければ民間売却となる方向。その際には、二段階一般競争入札になる可能性もある。売却対象財産に対して開発条件などをあらかじめ設定し、入札参加者から土地利用に関する企画提案書の提出を受けて、国の設置する審査委員会において開発条件などとの適合性を審査した後、審査通過者に
札幌・月寒東2条8丁目に約8500坪の更地、公有地売却か

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