マンションデベロッパーの明和地所(本社・東京都渋谷区)は、札幌市中央区南3条西2丁目7-8の旧「奥山仏具店」跡地を取得した。土地面積は約83坪(274・60㎡)と、マンション用地としては手狭なため、周辺の土地を取得する可能性もある。(写真は、明和地所が取得した旧「奥山仏具店」跡地)
「奥山仏具店」を営む奥山柳造商店の初代の奥山柳造氏は、新潟県長岡市から北海道に渡り、明治38年(1905年)に、この地で法被店を開業。2代目が、大正10年(1921年)に、仏具店を開業し、この地で120年間の営業を続けてきた。老舗の仏具店は、移転のために2024年12月8日に閉店、新店舗を中央区南22条西11丁目1-16の石山通沿いに開店させた。
旧店舗は、2024年12月中旬から解体工事が始まり、2025年1月末までに更地になった。土地所有者は、バブル期にゴルフ場経営も行っていた菱興都市開発(札幌市中央区)だったが、1998年に競売によって、「奥山仏具店」を営む山忠奥山柳造商店(同)が取得。そして今回、更地になってから明和地所が取得した。ただ、面積が約83坪と、マンション開発に十分とは言えないため、周
明和地所、札幌・南3西2の旧「奥山仏具店」跡地約83坪取得

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