中通りの路面店にひっそりと佇む8席だけのビストロ。白と黒を基調としたシンプルでモダンな雰囲気の店内。白いクロスの上には小さな花とゲストの名前が入ったカードが置かれ、心なごみます。
シェフの佐藤童夢さんは、東京や札幌、そしてフランスのレストランで経験を積んだのち、’24年9月にこちらをオープン。店名はフランス語で「パイ生地」を意味し、それは「毎日丁寧な仕事をする」という想いからだそう。パイはもちろんパンも自家製で、丁寧な仕事ぶりが伺える。今月のひと皿「牛バラ肉の赤ワイン煮パイ包み焼き」は、店名に込めた想いの通り、佐藤シェフがパイ生地を毎日丁寧に仕込んでいます。まずはサクッとした軽い食感の生地に驚き、次にフィリングと交わる美味しさに心奪われます。生地の中には3日間手間ひまかけて作る牛バラ肉の赤ワイン煮込みが。やわらかい牛肉を包み込んだソースは、ブイヨンや赤ワイン、そしてシェリービネガーが調和し、濃厚で奥深くも軽やかな味わい。『マグレ・ド・カナール』のロティ。ハンガリー産の鴨肉本来の旨味をしっかり味わえるワインが飲みたくなるメニュー。アラカルトだと2人分3,500
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