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2025年2月に開催の2025さっぽろ雪まつり・大通西8丁目「雪のHTB広場」に、『小樽の銀鱗荘』が大雪像として姿を現すことが決まりました!
銀鱗荘は鰊漁で繁栄した猪俣安之丞氏が明治後期に建てた鰊漁家建築です。
当時は余市町にありましたが、昭和13年開道70年を機に小樽市に移築されました。
せり上がった庇が印象的な銀鱗荘。
家主の猪俣氏が故郷の新潟から招聘した宮大工・米山仙蔵氏の普請によるもので、随所に練達の伽藍師ならではの巧緻極める美しさが光ります。
このように銀鱗荘は余市・小樽の文化を知ることができる貴重な資源として2023年に国登録有形文化財(建造物)に登録されました。
「北の春は鰊で明ける」とうたわれ、北海道の西海岸一帯が押し寄せる鰊漁で大いに賑わったのは江戸時代から明治、大正、昭和初期にかけてのこと。
北海の波濤に挑んだ各地の大網元は、その威光を誇るかのように豪壮な居を構えました。
銀鱗荘は現存する数少ない鰊御殿のひとつ
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