北海道三大温泉郷にも数えられる湯の川温泉に鎮座する湯倉神社では、一年で最も重要な神事である例大祭の日を9月8日に定めており、毎年7日の宵宮祭から9日の直会祭までの3日間にわたり盛大なお祭りを行っています。
湯倉神社について
北海道三大温泉郷にも数えられる湯の川温泉に鎮座する湯倉神社は、大己貴神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)、倉稲魂神(うがのみたまのかみ)を御祭神とし、縁結び、子育て、安産、健康長寿、五穀豊穣、商売繁盛など様々なご利益があるといわれる神社です。その創設は伝説によると、享徳二年(1453年)頃にひとりの木こりが湧き湯を発見し、病気になった際に湯治をしたとろころ、病気が見事に治ったことから、そのお礼に薬師如来を刻み、小さな祠を建てたのが始まりだと言われています。これはあくまでも言い伝えですが、明らかな史実として残っているのは、承応二年(1653年)、松前藩第九代藩主高広が幼少期だったころ重い病気になった際、母・清涼院が夢で「松前の東に病に効く温泉があり、そこへ行けばどんな病でも治る」という神のお告げを受け、実際に湯治させると間もなくし
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