中興開祖・明恵(みょうえ)上人にまつわる文化財が数多く伝わっている京都・高山寺。9/1(日)まで、同寺に伝わる貴重な文化財を公開しています。中には、最も有名な国宝「鳥獣戯画」があり、公開前から話題に。
展覧会は、「国宝 鳥獣戯画」「明恵上人ー高山寺中興の祖」「高山寺に伝わる至宝と典籍」「近現代の高山寺」の4つの章構成で、明恵の生涯とその教えをたどりつつ、最も有名な国宝「鳥獣戯画」、典籍文書、仏画を中心とする多種多様な絵画や彫刻など、高山寺の貴重な文化財の数々を紹介しています。誰もが見たことがあるのではないか?と思うくらい、知名度の高い「鳥獣戯画」。墨線を主体とする白描の技法を用いて、猿、兎、蛙、猫などの動物が擬人化して描かれた絵巻物です。
甲・乙・丙・丁巻と4巻あるため、開催期間中、3期に分け、かつそれぞれの期で場面の入れ替えを行なわれるそう。
7/28まで甲巻、2期7/30~8/18まで乙巻、3期は8/20~8/25と8/25~9/1に分けて丙巻と丁巻が展示されます(場面は異なる)。
動物の擬人化が多く描かれた甲巻、空想上の動物も登場する乙巻、僧侶と俗人が戯れ遊んでいる部分と
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