アークス(本社・札幌市中央区)の2024年2月期決算は、売上高5915億5700万円、営業利益168億3100万円、経常利益184億3900万円、純利益117億6600万円となり、前期比4・5%の増収、13・5%の営業増益、12・1%の経常増益、18・3%の純利益増になった。1株当たりの年間配当金は、前期より10円増配の68円になる予定。(写真は、2024年2月期決算を発表するアークス・古川公一副社長=同年4月15日、札幌パークホテル)
期中は、物価高対策としてアークス各社が加入している、共同仕入れ会社CGCのPB(プライベートブランド)商品の取り扱いを増やし、年間取り扱い比率(仕入れ原価ベース)は、前期比0・3ポイント増の13・1%に拡大。ラルズの取り扱い比率は、20%になった。物流の2024年問題に対応して、札幌市内を中心にラルズ(本社・札幌市中央区)と東光ストア(同・同市豊平区)で、2023年4月から実証実験を開始、同年10月から店着時間を柔軟に幅広く設定するなどの「ゆとり配送」を本格導入した。
ネット販売では、ラルズが運営する「アークスオンラインショップ」の配送エリアを道
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