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アークス横山清社長、2024年新春インタビュー③「金融機関との向き合い方、3社同盟の存在感」

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札幌イベント
 2024年が明けた。景気は良くなるのか、現状維持か、調整局面かーー見通せない状況だが、個人消費の動向をストレートに反映する食品スーパーマーケット業界は、どう動くか。この業界に入って63年目というアークス(本社・札幌市中央区)の横山清社長(88)の本音に迫る、本サイト恒例の新春インタビュー最終回を掲載する。(写真は、アークス・横山清社長)
 ーー金融機関とはどういうスタンスですか。
「手元に資金があっても、金融機関を大事にすることが必要だと考えている。『リスクはあるが、あのトップを信用しているから金を出そう』という銀行の頭取は、今はいませんよ。そのような頭取がいなくても、そうしたトップたらしめるための金融機関との関係維持は大切なことだ。そのような関係は、金利についても反映されてくる。私たちの金利は、ゼロコンマの世界であっても他よりも低い。極端な言い方かもしれないが、先ほどの物流について他の企業と共同で取り組むよりも、コスト的なメリットは出てくると考えている」
「金融機関との関係では、取引先の親睦団体で、私は北海道銀行のらいらっく会全道会長をしているが、北洋銀行のはまなす会全道副会長にも

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