「食べる」ことの背景にあるストーリーを、子どもたちに体験を通じて知ってもらう食育イベント「食べる・たいせつフェスティバル2023」が11月3日、札幌市豊平区の札幌ドームで行われた。コープさっぽろ(本部・札幌市西区)の主催により、毎年全道8地区で行われているイベントで、札幌会場には親子連れを中心に約7000人が訪れ、食べることの大切さ、環境や暮らしについて学んだ。(写真は、「トドックお仕事体験」に参加した子どもたち)
(写真は、本物のレジを使った「レジうち体験」)
コープさっぽろが、「食べる・たいせつフェスティバル」を始めたのは2007年。それまでは、生産者や食品メーカーを交えた、小規模な食育プログラムを各地で行っていた。そこでは、一定の効果が見込めるものの、子どもたちが体験を通じて食や地産地消の大切さ、学びを深めるには、食品メーカーや生産者、行政、教育機関が一堂に会する大規模イベントが必要という組合員の要望が高まっていた。当時就任したばかりの大見英明理事長は、組合員のこうした要望を受け、今に続く「食べる・たいせつフェスティバル」が始まった。
(写真は、出展ブースで行われた手作り体験
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