冬が近づいてくると街中にフワフワと現れる雪虫は「もうすぐ雪が降るんだな」と冬の訪れを感じさせてくれる存在ですが、今年の北海道ではそんな情緒を感じさせないほどの大量発生がニュースになっています。
雪虫とは
秋の終わりになると現れ、雪虫が現れると1・2週間後には雪が降ると言われる「冬を告げる存在」となっている雪虫ですが、そもそも雪虫とは一体何なのでしょうか。実はその正体はアブラムシの一種で、「トドノネオオワタムシ」が代表的な存在として知られています。北海道では「雪虫(ゆきむし)」と呼ぶのが一般的ですが、本州では「綿虫(わたむし)」などと呼ばれることもあります。雪虫の場合、体に蝋物質をまとって風に乗ってゆらゆら飛ぶため、雪を思わせる存在となっています。
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大量発生
札幌をはじめ今年2023年の北海道では、この雪虫の大量発生が大きなニュースとなっています。
通常は山間部に多い雪虫ですが、今年は大通公園や北海道庁など札幌の中
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