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札幌・大通商業ビル建て替えラッシュで消える地場資本

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札幌イベント
 札幌中心部に押し寄せている、ビル建て替えラッシュ。1972年の札幌冬季オリンピック前後に建てられたビル群が、相次いで更新時期を迎え、街並みそのものが大きく変貌しようとしている。そうした変化の過程で目立ち始めたのが、地場資本による商業ビルの減少。4丁目プラザの底地は読売新聞東京本社(本社・東京都千代田区)の所有に移り、IKEUCHI GATEの底地も地主(同・大阪市中央区)の所有になった。都市が生まれ変わろうとしていく中で、地場資本の縮小が進んでいる。(写真は、閉館前の4丁目プラザ)
 51年前の札幌オリンピック開催当時に、駅前通の大通ゾーンに建てられた商業ビルの多くは、地場資本のビルだった。4丁目プラザ、中心街ビル、コスモビル、エイトビル、さらにサンデパートもあった。これらのビルは、建て替え時期を迎えているが、中心街ビル、コスモビル、エイトビルは既に本州資本が土地建物の権利を持ち、4丁目プラザも閉店後に、地権者の1人だった読売新聞東京本社が他の5人の地権者から持ち分を取得して、全体を所有するようになった。
 2022年10月にスクラップ&ビルドでオープンした「IKEUCHI

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