賃貸オフィスや賃貸マンション、飲食店ビルなどを手掛けている桂和商事（本社・札幌市中央区）は、札幌市中央区円山地区で賃貸用不動産3棟を取得した。同社が、3棟を同時期に取得するのは珍しい。取得総額は非公表。いずれの物件にも抵当権は設定されていない。（写真は、「桂和レジデンス裏参道」）
桂和商事は、札幌駅前通や大通公園、ススキノ地区、円山地区を中心に事業用、居住用不動産の取得を推進してきた。今回、取得した3棟は、ファミリー世帯を中心にニーズが高いエリアである、円山地区に位置している。賃貸マンションの稼働率が、高く見込めることから取得を決めた。
今回の物件取得を機に、従来の賃貸マンションシリーズ「シャトー桂和」とは一線を画すハイグレードのマンションを、「桂和レジデンス」シリーズとしてラインナップ。多様化する顧客ニーズに対応する。同社の不動産保有物件数は、これによって賃貸マンション16棟、オフィスビル15棟、飲食ビル17棟、駐車場12ヵ所になる。
取得したのは次の3物件。
■「桂和レジデンス裏参道」（中央区南2条西25丁目1-13）、取得日2023年7月19日、竣工2021年9月、賃貸マ
桂和商事が札幌円山で不動産投資強化、賃貸マンション3棟を同時取得
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