旭川市を中心に道北、道東、道央に低価格小型スーパー「DZマート」を展開しているダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)の柴田貢社長がこのほど、自身の半生を振り返った、『バカ息子、空振りオヤジ、還暦起業家。スーパーの二代目社長のもがきと本気』を出版した。(写真は、『バカ息子、空振りオヤジ、還暦起業家。スーパーの二代目社長のもがきと本気』を持つ柴田貢社長)
元衆議で旭川・買物公園に若者らが小規模店でチャレンジする飲食街「旭川はれて屋台村」創設者の杉村太蔵さんが、帯に「ぜひ還暦起業家・柴田さんの思いを感じ取ってほしいと思います。必ずあなたも一歩前へ踏み出す勇気をもらえるはずです!」と推奨の言葉を寄せている。出版のきっかけとなったのは、杉村さんが、柴田さんに本を書くことを勧めたこと。柴田さんは、旭川の経済人の紹介で杉村さんと会ったが、半ば初対面で執筆を「約束させられた」(柴田社長)。
柴田さんはプロローグの中で、「父から社長のタスキを受け取って20年ちょっと経ちました。せっかく引き継いだのだから、この会社を大きくしたい、店を増やしたいと、ずっと思ってはいました。でも実際は、失敗に始まり、ぬかるみに
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