芥川賞作家の敵はGHQにジョージ・ソロス…陰謀論にハマる大物小説家たち
芥川賞作家の敵はGHQにジョージ・ソロス…陰謀論にハマる大物小説家たち (C)PIXTA
コロナ禍に乗じて、インターネット上で取り沙汰されるようになった“陰謀論”の存在。一般人の間ではもはや珍しい話でもなくなっているが、このところ地位も名声もある大物小説家が陰謀論を唱えるケースが相次いでいる。
LGBT法案と闘う芥川賞作家
現在SNS上を騒がせているのは、純文学界隈では知らない者はいない作家・笙野頼子だ。
笙野は前衛的な作風で知られており、野間文芸新人賞に三島由紀夫賞、そして芥川賞の“新人賞三冠”を獲得した経歴をもつ。歴史ある文学賞の選考委員や、立教大学の特任教授を務めた過去もある。
「いかにも文壇の重鎮のように思われるかもしれませんが、ここ数年は界隈で居場所を失いつつあります。元々論争的な文章の書き手で、多くの論敵を作ってきたことが災いしたのでしょう。さらに最近では、陰謀論への接近も問題視されているようですね」(文芸誌関係者)
笙野は『Female Liberation Jp』というメディアにて、いわゆる“LGBT法案”への反対を表明してきた。そこで公開された『解題二つ
コメント