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新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が大ヒットを記録している。すでに興行収入100億円を突破したが、その裏には特典商法を連発するという涙ぐましい努力が隠されていたようだ。
新海監督の作品といえば、2016年に大ヒットした『君の名は。』や『天気の子』などが挙げられるだろう。
「天気の子」以来、3年ぶりの新作となる「すずめの戸締まり」は、公開からわずか3日で興収18.8億円を突破。新海監督作品史上ナンバーワンのロケットスタートを決めていた。
「出だしは好調でしたが、上映回数を増やしすぎたのか、そこからの伸びはイマイチ。都内では1日30回以上も上映する映画館もありました。
都心だけでなく、地方の映画館も気合いを入れて上映回数を増やしており、空回りしている印象を拭えません」(映画ライター)
そして、興行収入を伸ばしたいがために取り組んでいたのが、映画を観るともらえる特典だ。公開日から300万部限定で『新海誠本』をプレゼントし、約1カ月後の12月3日からは『新海誠本2』を配布している。
特典商法で新海監督ファン離れ加速?
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