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サッカーワールドカップ・カタール大会が12月18日まで開催され、日本を含む全世界を熱狂に包んだ。
決勝戦のアルゼンチン対フランスが歴史に残る名試合だったこともあり、大会は大成功したが、その裏に多くの犠牲が伴っていたことを忘れてはいけない。
カタールが今大会の開催国に決定したのは2010年のことだった。
液化天然ガスの産出国として有名なカタールは、世界一裕福な国と呼ばれたこともあり、W杯に向けて巨額の予算を投入してスタジアムやホテル、地下鉄、道路などを整備していた。
2017年にカタールの財務相は、スタジアムや空港の拡張などに毎週5億ドルを投じていると発表していたようだ。
だがそのウラで、移民労働者の大量死が起きていたことをご存知だろうか。
『文春オンライン』が報じたところによれば、W杯に関連していると疑われる死亡例は、実に6500件以上。炎天下において搾取的な労働条件で酷使され、命を落とした移民労働者が後を絶たなかったそうだ。
犠牲者多し、W杯&五輪
いつしか〝史上最も死者を出したW杯〟といわれるようになったカタール大会だが、
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