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ここ数年、新たなエンタメジャンルとして確立されてきたVTuber。しかし、光には必ず影もあるもので、隆盛の裏では人生を狂わされたという人も存在している。
今回話を聞いたのは、VTuberにハマりすぎたため、消費者金融に手を出したという、30代後半の男性A氏だ。
「VTuberにハマったのは昨年の初め頃。自分はいわゆる〝非モテ〟で女性に縁がなく、異性とのコミュニケーションに飢えていたことがきっかけでした。
もともと々2次元が好きで、生身の女性には嫌悪感・抵抗感もあったので、とっつきやすさが魅力でしたね。
加えて女性とおしゃべりしているような感覚がたまらなく楽しく、僕のニーズを心から満たしてくれました」
だが、A氏は次第にVTuberの〝沼〟にハマっていくこととなる。
「配信界隈には『スパチャ』と言って、配信者に電子マネーを贈るような文化があります。
自分もだんだんこれにハマっていき、反応してくれることが嬉しくてスパチャを入れるようになりました。
その額は数百円から始まり、数千円、一万円と徐々に額が大きくなっていきます。高額なほど配信者は喜
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