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他人の目には〝ポンコツ〟にも見える我が子を世に出すのは、権力を握る政治家たちの常套手段。だが、こうした不公平は政界のみならず、芸能界でも平然と行われているようだ。
音楽で社会や政治に物申してきた『Mr.Children』の桜井和寿は、意外にも息子・櫻井海音が芸能界デビューしている。
海音は父親同様バンドで音楽活動をする傍ら、2020年には朝ドラ『エール』(NHK)で俳優デビュー。
元妻ではなく、不倫の末に結婚した現在の妻で元タレント・吉野美佳との息子とあって、〝親の七光り〟ならぬ〝両親の十四光り〟を利用している形だ。
同じく音楽業界では、レジェンド歌手の矢沢永吉も長女・矢沢洋子をデビューさせている。
洋子は歌手や舞台で幅広く活動し、10年以上にわたりラジオパーソナリティーを担当。世間的には売れていないが仕事が途切れていない辺り、いかに親のネームバリューに助けられているかを知ることができる。
2世で特に話題になったのは、今夏のドラマ『テッパチ!』(フジテレビ系)だろう。同作品には、〝親が大物〟な役者が多く出演していたと、密かに話題に
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