山崎賢人 画/彩賀ゆう
10月16日、山﨑賢人主演の日曜劇場『アトムの童』(TBS系)の放送がスタートした。香川照之の降板騒動や、これまでの日曜劇場っぽい作風のため注目を集めていたが、視聴率は初回からかなり苦戦しているようだ。
主人公の安積那由他(山﨑)は大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」という名前で活動し、誰もその素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称される存在だった。
廃業の危機を迎えていた老舗玩具メーカー「アトム玩具」の一人娘・富永海(岸井ゆきの)は経営再建のために、ゲーム産業への参戦を決意。ひょんなことで知り合った安積とともに、巨大資本の企業を相手に挑戦の旅に出る。
第1話の初回世帯平均視聴率は、なんと8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。日曜劇場としてはかなり厳しいスタートになっている。
「二桁視聴率が最低条件の日曜劇場のうえ、さらに一番数字を取りやすい初回の視聴率が二桁割れとは大誤算でしょう。ゲーム業界が舞台になっていることで、いつも日曜劇場を見ていたライト層や高齢者層を取
コメント