アニメ『SPY×FAMILY』ウクライナ侵攻を風刺? コメディー路線の第1クールと温度差
『SPY×FAMILY』10巻(遠藤達哉/集英社)
10月8日、アニメ『SPY×FAMILY』(テレビ東京ほか)の第14話『時限爆弾を解除せよ』が放送された。現在世界中を不安に陥れている国際情勢を風刺するかのようなセリフが飛び出し、視聴者たちも思わず息を呑んでしまったようだ。
※アニメ『SPY×FAMILY』最新話に触れています
今回のエピソードでは、東国(オスタニア)の学生テロリストをめぐる騒動が勃発。西国(ウェスタリア)の情報局対東課『WISE』(ワイズ)は、テロリスト4名の捕獲に成功し、管理官・シルヴィアが尋問に赴く。
テロリストたちの目的は、「戦争」を引き起こして、西側諸国を排除することにあった模様。するとシルヴィアは、「お前ら、人を殺したことはあるか? 誰かに殺されたことは? 攻撃で手足がちぎれたことは? 骨を砕かれる音を聞いたことは? ただれる肉の匂いを嗅いだことは?」と尋ねていく。
さらにシルヴィアの口は止まらず、「目の前で親兄弟が崩れた家に潰されていくのを見たことは?」「恋人の肉片が壁にへばりついているのを見たことは?」と戦争が生み出す“災禍”を列挙。どうやらいず
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