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『ONE PIECE』海軍最強は赤犬じゃない!? 謎多き世界政府全軍総帥ゴングという存在

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『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)
『ONE PIECE』の世界において、海賊たちと拮抗する戦力を誇る「海軍」の面々。とくに元三大将の赤犬・青雉・黄猿を最強格として評価する声もあるが、実はさらなる実力者が控えているらしい。その人物の名は、「コング」という。
世界政府のトップに近い人間
コングが初登場したのは、原作では第594話『メッセージ』、アニメでは第511話『まさかの再上陸!ルフィ海軍本部へ!』でのこと。聖地マリージョアにて、「世界政府全軍総帥」という仰々しい肩書きと共に描かれたのが、コングだった。
かつて公開された組織図によると、世界政府総帥は最高権力たる「五老星」に次ぐ存在。海軍よりも上の権力をもつことは当然として、“司法の島”エニエスロビーや役人たち、さらにはCP1~9や王下七武海よりも上に位置している。
実際に初登場シーンでは、当時の海軍本部元帥・センゴクに対して上司として接しており、かなりの大物であることは間違いない。
マリンフォード頂上戦争の後、海軍では赤犬と青雉の一騎打ちが巻き起こり、結果として赤犬が最上位にあたる「元帥」の座に就いた。彼の力は

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