『ONE PIECE』ワノ国編は大失敗!? 尾田栄一郎の漫画力はナゼ劣化したのか…
『ONE PIECE』103巻(尾田栄一郎/集英社)
8月22日発売の『週刊少年ジャンプ』38号で、『ONE PIECE』のワノ国編がついに幕を閉じた。約4年にわたって続いた、作中最大規模のエピソードだったが、その評価はあまり高いとは言い難い。一体なぜ、これほどまでに不評を招いてしまったのだろうか。
「赤鞘九人男」に辛辣な声
ワノ国編は、四皇・カイドウが支配する侍の国を舞台としたストーリー。ルフィたち「麦わらの一味」だけでなく、もう一人の四皇であるビッグ・マムのほか、ユースタス・キッドやトラファルガー・ローなどの「最悪の世代」が集結したことでも話題を呼んだ。
作中にはこれまでのエピソードと比べても、圧倒的に多くのキャラクターが登場するのだが、まさにその点が不満の種となっている模様。「麦わらの一味」に味方する勢力だけで考えても、「赤鞘九人男」「侠客・花のヒョウ五郎」「ミンク族」「ハートの海賊団」「キッド海賊団」「白ひげ海賊団残党のマルコ」「カイドウの息子ヤマト」「モモの助」など、数え上げるだけでも一苦労の大集団となっている。
味方だけでもこれだけの勢力が存在し、おまけにそれぞれの思
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