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店長の自殺騒動やパワハラ事件により、世間から〝ブラック企業〟と認定された大手回転寿司チェーン『くら寿司』。同社が6月8日に上半期の決算を発表し、話題を呼んでいる。
同社の決算によると、売上高は893億1200万円で前年同期に比べて19.7%増の反面、営業利益は3億2300万円で24.6%減。
第1四半期の6.9億円に対し、2月から4月期は3.6億円の赤字となっている。
国内の既存店は売上が回復しているが、広告費や経費などが影響。また海外の人件費負担も重くのしかかっているという。
「市場予想を下回る結果になったため、同社の株価も下落。数々の騒動から上げ下げを繰り返していましたが、現在も低位株のようです。ちなみに6月1日には、『文春オンライン』が、障がい者雇用枠で勤務していた従業員が店長によるイジメを理由に退職したと報道していました。これに対し、記者からの取材で同社は『いずれも言動の一部分を意図的に切り出して歪曲されたもの』と強気なコメントを寄せています。現代社会にあるまじき企業体質が改善されない限り、株価が上がるのも難しいかもしれ
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