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各国からの経済制裁により、大きく価値を下げているロシアの通貨ルーブル。対して日本は、特に経済制裁を受けているわけでもないのに、円安が止まらない。なぜこんなことになってしまったのか…。世間では、あまりに不甲斐ない日本の状況を〝セルフ経済制裁〟などとバカにする人も少なくないようだ。
4月27、28日に開催された日本銀行(日銀)の金融政策決定会合。円安が急速に進む中で、日銀がどんな対策を講じていくのか大きな注目が集まっていた。しかし黒田東彦総裁は「日本経済全体としては円安はプラス」といった基本スタンスを崩すことはなく、現在の〝大規模緩和政策〟を維持すると発表。どうやら円安が進んでも、政策は変えない方針のようだ。
会合での方針決定が影響したのか、外国為替市場では円を売って利上げに向かうアメリカのドルを買う動きが加速。28日の午後2時半頃には、円相場が一時、1ドル=130円台を突破する事態に。これは2002年以来、実に20年ぶりの円安水準である。
いよいよ深刻な状況になってきた日本に対し、国民からは、
《今の日本の状況では仕
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