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不快感がクセになる…欲望の深淵を覗く“イヤミス”の魅力

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イヤミスとは、読んだ後にイヤ~な気持ちになるミステリーのこと。怖いもの見たさとはよく言ったものだが、後味の悪さが止められないと人気のジャンルだ。作者の悪趣味である裁判の傍聴にも相通ずるものがある。人の皮一枚下の中身を見たい、というのは誰しもが常に抱える願望だが、それは不体裁であったり未知の恐怖を包含するほどに、不気味な引力を持ってしまうのだ。 「彼らはきっと、畏れるがゆえに忌み嫌うことだろう。善良
Source: グノシーエンタメ

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